5度目のレスパイト入院レポート4

10日0時30分の深夜の胆汁逆流について、担当当直看護師がいたので詳細を聞いた。

経腸終了50ccくらい前、瘻孔からではなく、ピーテグの管から出ていたとのことであった。

ここから分かることは翌1日早朝深夜の発熱は、胆汁の逆流による誤嚥性肺炎の確率は少ないということである。残るは、急角度による唾液誤嚥の肺炎か、新型ウイルスによるものなどである。

ただし、画像事態に肺炎は見られないし、ましてや新型ウイルスの特徴ある様子もみられないということである。

ところで、納得したところ、更に疑問がわいた。ピーテグの蓋を自分で開けたようなことをこの当直看護師は言っていたが、閉めるのも開けるのも簡単ではない。確かに手をそこに充てている様子は見るが開けた実績は一度もない。と考えたところで、おかしなことに気づいた。経腸中なら繋ぎ管がついているはずである。つまりこれは、繋ぎ管が外れていたことを示す。

そこで、電話して当直看護師が帰る前に確認した。蓋を開けたのではなくやはり外れていたのだった。

ここでまた不思議なことが起きる。繋ぎ管は90度まわし更に30度まわせばロックされる、すでに去年の8月初めころから出たり入ったりしながらこの病棟のお世話になっている。今更のことである。

ロックすると簡単には外せない。少なくとも自分ではまず無理だ。

とすれば、考えられることは二つ。

ロックし忘れて何かのはずみで外れた。可能性としてそんなに高くはないのだが、ロックし忘れてあるのを見たことがある。しかし、そこからさらに90度回転して外れる外すということは考えにくい。これは過失である。

まあ強い決意での自殺願望なら力任せに外すこともあるかもしれないが、そんな力はないと思う。

わざと誰かが外した、これは犯罪である。

今まで、ベルトや首周りを汚すことが、頻繁であった原因もこれかもしれないが、恐ろしい病院である。

因みに、電話に出た当直看護師は次第に支離滅裂な話になった。前に、注入スピードを間違えていたこともある。主任看護師であるが、この人はかなり危ない。

医師と言い、今の体制は危ない。院内感染でなくとも、いつか何かの形で破綻しても可笑しくない。何とか早めに出したいものだ。

 

夜は、予測37.2、実測37.0 酸素飽和98

抗生剤点滴してこの微熱は嫌な感じである。

この病院のレスパイトに入れたことを後悔する。それまで何にもなくて、入れたとたんこれだ、これまでもたびたびあった。経腸を始めれるなら出したい。少なくとも2週間以内に。当地には悪い気が漂い始めている気がしてならない。誰人も、なかなか良いことない生を必死に耐えて生きているように見える。