昔、街頭インタビューで、学生風の男が公務員が国の政策に反対するなら公務員を辞めろと言っていたのを思い出す。
これこそ言論の封殺だろう。
安倍氏の銃撃は蛮行で論を待たず、なくなられたことは痛恨の極みであるが、この事件は喧伝されているような、民主主義への挑戦や言論の封殺、テロなどではない。ひょっとすると、なにがしかの意図を持った目隠しかもしれないと思うほどだ。
犯人自身が述べているように個人的な怨恨だ。あえて、さらに言えば、国民に対して無能で無責任で無慈悲な、有象無象の全ての政治家へのルサンチマンが表出・噴出したものだ。
これらはかつてファシズムの下地にもなっていったことを政治家は心するが良い。それをつくったのは、己ら自身であることも含めてだ。