「軽」が“普通”になる日、機能で登録車級も存在感埋没!?(ニュースイッチ)

私は軽はやめた。
初代スバルプレオは、四気筒・四輪独立けんが・スーパーチャージャーなど実によくできた車だった。何より、ドアのしまり音が安っぽい音ではなくしっかりした音だった。
しかし、軽は混合交通の中で二輪車と並んで交通弱者であった。よく割り込みや幅寄せをされた。貰い事故が2000CCクラスより多かった。よく衝突安全機能向上が言われるが、あくまで対軽での話である。作用反作用の法則を考えればわかることだ。事故の写真を見ても、自分より排気量が大きい車との衝突で軽のダメージが大きいことは一目瞭然だ。
軽い故か凍結路ではよく滑った。夜のアイスバーンと横からの強風で、対向車線を越えてその側溝に脱輪したことがある。時速2、30キロの走行でである。馬力を回転数で稼がねばならないから一般に燃費もコンパクトカーより悪い。
コスパは素晴らしいが命と引き換えにすべきではない。