夕方6時15分頃玄関を出ると東の方角に大きな虹がかかっているのが見えた。虹はこれまで善徴だった。母の病気、特に昨年一月以来の大腿骨骨折や、6月の嚥下機能が厳しくなって以来、スーパーの駐車場や病院の窓、道端などなど、折々に見てきた。そして絶望から一筋の光明を見た思いをしてきた。

私一人の特別な苦しみが、今年はコロナが加わったため、人々にも苦しみが広がったようにも思える。不思議だ。

光明の虹よ、永遠に。