最小条件未対応機(TPM1.2)だが、Microsoft公式によるレジストリ操作によってインストした。
不評のタスクバーやーメニューは、カスタマイズやサードパーティのソフト(上に配置)で好みにすれば、むしろこちらのほうがいいと思う。
変えた理由は、Bluetoothワイヤレスイヤホンが接続しなかったからだ。
10に戻したら接続した。バージョンが違うせいかもしれないが、上位は下位を包摂するはずなのでこれはおかしい。ったく、条件を引き上げてパソコンを買い換えさせ用としてこれかよ。
在宅医や介護施設、病院などで、枯れさせるように死なすことが安楽な考え方が広く流布している。
確かに、寝たきりの高齢者など基礎代謝も低下し、必要とする栄養分や水分も減少しよう。ましてや、実際の終末期では体が栄養分や水分を欲しない。或いは受け付けないということも現実的であろう。
しかし、唾液や喀痰の増加が必要とする栄養分や水分を超えてあふれ出したものであるという根拠は明示されていない。
わかっていることは二つ。
一つは、唾液は食べ物を食べる時に分泌される。消化管を使用するときに分泌される。その量は1日2リットルと聞く。母はその殆どを嚥下できない。体位ドレナージで出せればいいがいつもは難しい(完全側臥位が助けになろう)。一部は唾液誤嚥として気管や肺に入り込もう。唾液誤嚥が必ずしも肺炎につながるわけではないが、あとでいう喀痰が多ければその不安は増す。対策は口腔ケアしかない。口腔内を歯磨きティッシュなので清潔にしてくことだ。かつて、吸引が出来なかったときは、病院でできるだけ拭きとったものだ。嘔吐反射が出る奥までだ。だからいつも清潔だと看護師にいわれていた。
二つは、喀痰は、前のブログで引用した通り、経管栄養では、「口腔や咽頭内容物による誤嚥」と「胃食道逆流による誤嚥」だ。
この二点を見る限り(これは医学的に正しい説)、唾液や喀痰の増加が、必要とする栄養分や水分を超えてあふれ出したものであるという説と、全く結びつかない。
実は、栄養分や水分が体の必要量を超えている場合は、それ以上はいらない、または。吐きだしたり逆流したりするそうだ。これを唾液や喀痰量の増加に置き換えるのは一体どんな意図だ。
また、栄養量や水分量を減らしていくことが安楽な状態で死を迎えれるという説も怪しい。
過剰な栄養や水分を与えることは、満腹時に更に食べさせたり。水に溺れるような場面を想像すれば、確かに苦痛であろう。
しかし、では水分や栄養を経ったら安楽なのか、渇きや飢えの苦しみが取って代わるだけではないか。
私の母は、手術室の空きがないという理由で(本当か\・ベッドサイドでもできる手術と聞いていたが)、経管ルートを作る前の一か月間、本来せいぜい一週間適用の末梢点滴でやり過ごした。腕の血管は補足脆く数時間しか持たないことも多かった両腕は内出血で真っ黒だった。(訪問看護師は抗生剤の点滴で足の血管を使って1週間近く持たしていた。病院ではなぜ腕ばかりだったのだろう)。この時の看護師の奮闘だけは感謝してはいる。
しかし、末梢点滴では必要な栄養分は入らずみるみる痩せて行った。もともと30キロぐらいだったが、23キロぐらいまで落ちて行った。
あばら骨や骨盤がくっきり浮き出てきて息も絶え絶えで、手術まで持たないと思った。或いはそういう意図かもしれないとも思った。見舞いに来た市会議員なども絶句していた。何人かの古い知人に連絡し会いに来てもらったりもしたくらいだった。
末梢点滴の栄養ですらこうである。栄養が薄いこの姿を安楽だったとは思えない。
また、昨年10月の入院で、栄養を900Kcalから800Kcalに落とされた。と同時に、唾液上がりが酷くなっているせいか、そのまえ
経腸栄養管理において大量の喀痰が生じる主な原因として,「口腔や咽頭内容物による誤嚥」と「胃食道逆流による誤嚥」が考えられます。特に経鼻胃管法による経腸栄養管理では,外径が太く硬い経鼻胃管ほど咽頭を刺激し,また経鼻胃管を介した口腔咽頭内容物の気道内侵入(唾液の垂れ込みなど)によって誤嚥する量が増す結果,気道の炎症など免疫反応による分泌物の増加を介して喀痰量が増加することになります。
こうした誤嚥の予防法として,細径で柔軟な経鼻胃管の使用や,注入時および注入後数時間の体位の工夫,徹底した口腔内衛生ケア,投薬内容の検討,栄養剤の種類や投与方法の検討などが挙げられます。近年,歯科医連携による口腔ケアの成果報告が散見され,誤嚥性肺炎を予防する上で重要なケアとして位置づけられています。
薬剤ではサブスタンスPやブラジキニンを介して気道の感覚神経の感受性を高め,咳嗽反射を促進し嚥下機能を高めるアンジオテンシン変換酵素(angiotensin converting enzyme:ACE)阻害薬が知られており,特にアジア人で効果的である可能性が示唆されています1)。その他,スタチンが効果的であるとの報告も散見されますが,コンセンサスを得るには至っていません。一方で「医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン」を見ると,誤嚥をきたしやすい薬剤として鎮静薬,睡眠薬,抗コリン薬が挙げられており,そのほかにもカルシウム拮抗薬やβ遮断薬,抗精神病薬で注意が必要と考えられています。
「アルコールタイプの『エタノール』が除菌効果を発揮する一方で、ノンアルコールタイプは『ベンザルコニウムクロリド』『セチルピリジニウムクロリド』などの殺菌作用を持つ成分が使用されることが多々あります。しかしこれらの成分はエタノールなどと比較すると毒性や皮膚刺激が強く、配合上限濃度(化粧品に配合する防腐剤としての最大配合量)もかなり低めに設定されています。例えばエタノールには配合上限はありませんが、『塩化ベンザルコニウム』は0.05%、『ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル』だと0.02%と極低濃度しか配合できません。上限濃度が低いのは、その分刺激や毒性のリスクがあるからです。ちなみに、エタノール同様に嫌われ者である防腐剤成分『メチルパラベン』の配合上限は1%。これは防腐剤の中でもっとも高い数字で、それだけ安全性が高いことを意味しています」
このところ、一つのトピックを書ききれないうちに・続編を書こうと思っているうちに、次の話題を書いている。
彼らは、医師や看護師より遥かに低賃金で働かせられている。そのプライドやモチベーションを保つのが難しいだろう。故に、被介護者にあたったりする。また、ほとんど訓練を受けていない素人にも等しい職種である、それ故の事故なども多聞する。しかし、これらは、隠された意図的な安楽死とは言い難い。
私の家族の在宅医は、本人の目の前にで私に長時間、在宅の覚悟を説いた。
在宅の覚悟とは、何があっても救急車を呼ばずしてVDやVCの到着を待つこと、間に合わなかったら、諦めてそのまま看取ることだそうである。
しかし、いくらなんでもここまで言う医師は少ない。呼ぶか呼ばないかは、人工呼吸器など延命措置のことも含め本人や家族が決めることであり、どっちを選んでも間違いとはいえないというのが多い。
だが、そういいつつ、在宅の覚悟のない人は、在宅で治療したくっても支援できないから、病院へ行けという。
患者家族を馬鹿にした話である。できるだけ在宅で過ごさせ在宅で看取りたい、しかし、少しでも助かる見込みがあるなら、医療を受けさせたいというのが家族の人情である。
在宅医療は、治療をしない医療である、それは、隠された安楽死である。
次に、在宅医などがよく使う言葉として、「処理できない」というのがある。
経管栄養で唾液や喀痰が多くなる時に使われている。
説明がないのでよくわからない言葉だ。イメージとしては、経管栄養で入れた栄養が処理できなく消化吸収ができないというふうに思ってた。それは死に際して体が水分や栄養を欲しなくなるからであり、それをむりに入れることは延命の虐待だとさえいう。
そのために、水分や経管栄養量を漸次減らしていき「枯らしていく」・衰弱させていくのが、自然な一番楽な死なせ方だといい、病院をはじめ在宅や施設でさえ高頻度で行われている。
私の家族も嚥下不全とを診断された時、第一選択肢・何もしないと第二選択肢・点滴を減らすで、世界常識・世界標準として提示された。
私は、これを、隠された安楽死のの第二とする。
今日の訪問で再度「処理できない」の意味を問うた。ようやく答えた。何の事はない嚥下できないことである。特に唾液などを、だから吸引量や喀痰量が多くなるだけである。決して消化吸収できないことではない。これは当たり前ではないか。
確かに、欲する水分量や栄養量は衰弱によって少なくなり、それを無理やり補充することは、本人にとって苦痛であるそうなことも、傍で介護・看護していて実感はする。
しかし、それは、あとからついてくることであり、最初からすることではなかろう。
続く。。