唾液を使ったPCR検査の有効性

唾液からのPCR検査の有効性を報告したイタリア(Azzi et al.)と香港(Kai-Wang To et al.)からの論文。イタリアの論文では、重症もしくは重篤の25名の患者全員で、唾液サンプルでもPCR陽性であった。香港の論文では、患者の重症度は記載されていないが、患者自ら唾液を採取したとあるので、軽症か中等症であったと推察される。こちらは、12名の患者のうち、11名の唾液でPCR陽性であった。
(コメント)
唾液で検査ができれば、検体採取による2次感染のリスクを避けることが出来ます。日本でも同様の解析が必須です。