感染爆発目前・ガラパゴス日本

「日本の問題は、検査をしなければ、たくさんの感染者を見つけられないということだ」(マニトバ大学ジェイソン・キンドラチャック博士 )

「日本は、クラスターにフォーカスすることで封じ込んでいるのか、あるいは、まだ見つかっていない感染者がいるのか、そのどちらかだ。どちらも考えられるが、私としては、日本では今まさに感染爆発が起きようとしており、封じ込めから感染のピークを遅延させるフェーズへのシフトが避けられなくなると推測している。検査件数は増えているが、十分には増えていない」(英キングス・カレッジ教授で、元WHOヘルスポリシーチーフの渋谷健司氏)

 また、今も、東京の電車やレストランは混み合っていること、つまり「社会距離戦略」が取られていないことも指摘されている。

 “医療ガラパゴス日本”は、いつまで我が道を歩み続けるのか?