願わくは、母とともに死なんことを

本日(11月9日)は、酸素飽和濃度の最低値は93を午後に見ただけだった。ここ三日ばかり続いた80を含む長時間の80台の数字は見られなかった。ただ、断ったにもかかわらず、訪問看護師の吸引後のえづくような喉のうがい音のようなガラガラ・ビチビチ音が昼のYも夜のTもさせた。昨夜のTに続き記憶あるだけでも三連続だ。癖になっているのでやめてほしい、一番の原因は、共通している問題点・吸引のながさだろう。深さや強さはマチマチだったが、長さは共通していた。長すぎる30秒以上やっているものもいる。

STからは、深夜の下がって吸引で上がらない場合、枕をとって、ベッドもフラットにして完全側臥位に近い形で、初歩にかえり体位ドレナージを促すといいと言われた。有用な話だ。

医師からは気管切開や気道挿入はては人工呼吸は、年齢や従来からの痰の絡みや酸素飽和の低下からも鑑みて、取越苦労にならないとの言葉があった。その時の選択を考えておくことを改めて言われた。思えば、おかりやショートのとき深夜熱を出して、循環器科の救急医から真夜中にそういうことを言われて以来数年(6年以内・あわら行った次の日のことだ)立つ。今更ではないが、とてもつらい。

母がいない私の人生は事実としてなかった。母の思いは、私の就職と自宅購入以外、何ら報われなかった。これほど愚直に信仰をしてきたのにと思う。悔しく無念。

願わくは、母とともに死なんことを。