#5度目の誤嚥性肺炎入院

昼の経腸栄養までほぼ無事に終わった。

終わった直後、喉頭痙攣様症状が起きた。更に、大きな口をっ閉じたくしゃみがあった。痙攣は少し長かったがおさまった。

口元に当ててあるタオルを見ると経腸液で汚れている。瘻孔から漏れたものではない。瘻孔から漏れたものは通常から少し多い程度。

口から経腸液が出るのは良くない、嫌な予感がした。しかし、その場にいてそれなりの処置はしたし量も多くなく、大事になりそうな感じでもなかった。

ただ、処置には迷った(アップかダウンか)氏。痙攣も少し長かった。アップで逆流をもどすも誤嚥御リスクを冒すか、ダウンでドレナージ排出を促すも逆流を許すか、それぞれメリットデメリットがある。ダウンするときは、経腸液が出て来ることもあるので勇気がいる。一時アップした。それが誤嚥を招いたかもしれない。難しいのだ。

5時に訪問看護師が来たときには、のどの鳴りと血圧が150位のが目立ったが、酸素飽和は95位、体温も36.8あたりと  聞いている。ことが起こって1時間半あたりでこうならほぼ安心していいのではないかと思った。

私は自室で横になって夜の経腸開始まで休んでいた。

7時40分頃、少し遅くなって、夜の経腸を始めようとすると異変も見た。

手が痙攣の様にガタガタ震えている。3月10日を思い出す。体温も予想が37.7度だった。

訪問看護に連絡も10過ぎにならないと来れぬという。このままなら待ってもいいと思ったが熱が39度近くと上がってきた。これは誤嚥性肺炎を疑わざるを得ない。訪問看護在宅医師でどれくらいのことができるか、成功体験がない。あるのは来てくれず救急搬送ばかりだ。これもこのコロナ禍ではいつかまずいことも起こりえ得よう。家におらせたいが、在宅の対応がなく見殺しになる恐れがある。

救急を呼ぶ。松任と日赤の二択となる。気持ち的には日赤だが、直近のチューブ交換も松任だし。主治医も松任だ。やむを得ず。松任へ、CTと血液検査の結果誤嚥性肺炎と。救急での血圧の高さと脈の速さも気になった。またも3階西病棟。T口氏が夜勤。