丸め込み

通称「丸め込み」と呼ばれる、国・厚労省がやっている極悪制度がある。医療保険では、地域包括ケアとかレスパイト入院とか呼ばれるさも良さそうな名称の制度、介護保険では、老健や特養など国の主要な制度に行われている。

例えば、一ヶ月に、その人へのおりる保険が7万円だとすると、医者代とか薬代とかで10万円かかったとしたら、3万円はその病院や施設も持ち出しとなる。逆に5万円で済んだとなれば、2万円がその施設なり病院の利益にある。私もよく分かっていないが、私が理解していることをざっくりいうとこうなる。とすれば、施設や病院が取る態度は分かるよね、今うちの親はレスパイト入院二週間している。一か月入院しても支払い上限は一緒。しかし、病院は2週間で退院させようとするのだ。老健という介護施設では、高い薬を投与しなければならなくなると、一旦退所させるという。介護保険の丸め込みの上限を超えて施設の負担になるので、退所させて、医療保険の適用にしょうというのだ。何と愚かしい制度だろうか。批判が起きないのは誰も知らないからである。国会議員でさえである。官僚はいやらしい制度を作るものだ。