日本のやり方は間違い。
まず、誤解を解くべき。日本は医療崩壊するから検査やらないのではない。現行制度が、軽症者まで入院させることになっているから検査しないのだ。ただ制度変えれば済むこと。
ロジックが根本的に捻じれている。感染拡大防止策なのに、クラスターという感染拡大の徴候追尾を目的としている。ウイルの拡大力に追尾力が追い付かず感染爆発になるのは論理的に明白だし実際そうなっている。
昨日無慈悲小池知事と同行した西浦の発言聞いていた人はわかろうが、まるでパソコンゲーム感覚のクラスター追尾手法である。小池も命よりオリンピックが大事。夜の飲み屋より、永寿病院の院内感染の方が重要だろうが。
葬儀で感染という報道もあったけど、もはや、どこでもコロナ、いつでもコロナで、本当に葬儀で感染したかわからない。クラスタ－対策班は、検査は面倒で金がかかる。若者は感染しても大丈夫だから感染に任せておけ、年寄は重症化するまでほっておけ。こういう国の方針に従って仕事している。そして今更若者に気を付けろと言っている。もうもう、取り返しがつかないんだよ。死亡数なんて、肺炎は高齢者の一番の死因だから、検査してなければ、死型コロナ原因と特定されなくすむんだ。だから隠れコロナ死もすでにたくさんいるしこれから爆発する可能性もある。志村さんがそのことを雄弁に物語っている。痛ましすぎる。安倍と小池は共謀だ。
昨日の会見最後の言葉は「不規則発言はやめて下さい」に象徴されるよう中身のない会見だった。
大曲氏の、軽症者の線引きだけ具体的だったがこれまでの話の範囲内だ。
西浦氏に至っては、今回の感染数増大をまるで深夜の飲食接待業（クラブやバー）に帰するような事実と違う発言（永寿病院院内感染を何故取り上げない）や、今後の分析調査手法として、PCR検査とか抗体検査とか医学疫学的検査をする気はなく、すでに形骸化している帰国者接触者相談センターの相談件数や内容の調査とか、SNSでの発熱体温などのキーワード検索みたいなことを言っていた。さすが、クラスター対策班のメンバーだ。断言する。話にならない。そもそも知事会見なら、知事が非常事態宣言を要求するとか、都市封鎖を要請するとか緊迫感の有ったものでほしい。記者の質問も三つだけで下らん質問だ。残念ながら喜劇王の悲報は活かされなかった。
