#体温39度でメモ途絶え・特殊清掃業者が見た自宅療養の現実(産経新聞)

90歳
戦争中、戦後、日本を支え、生き抜いてきて、
最期は、入院さえさせてもらえない。
ご家族の無念や悔しさは、計り知れない。
同じコロナで亡くなっても、病院で看取られるのと、
自宅で一人、不安と苦しみで亡くなるのとでは、全然違う。
高齢だからと、見捨てるような日本になってしまったなら、悲しすぎる。

まさにこの通りなのである。自分が後期高齢者の親の医療や介護にかかわるようになって、病院に一日に何度も通って目撃した姿は、医療・介護(施設介護)・在宅介護の順に高齢者は捨てられていくことだ。これは制度としてもそうなっているということだ。長年の納税と年金保険料と医療保険料と介護保険料を支払ってきた挙句がこれである。

これが自公政権が現出した未来である。公明党を支持する創価学会員は、自民党と組んだ公明党が会員を裏切る政治に加担していることを直視すべきだ。コロナ禍でそれが如実に表れている。

宗教は疑いを持たずひたすら信じることかもしれないが(私はそうは思わない。考え抜いた末にそれでも信じることだと思っている)、政治はそれではだめだ。間違ったことは正さねばならぬ。思考停止してはならぬ。