新型ウイルス治療、80歳以上は切り捨て? 医療崩壊危機のイタリア(The Telegraph)

何をいまさら驚いているのかね。
日本では随分前から行われている。介護保険は、医療保険からの高齢者締出策ともいうべき制度だ。
介護施設では、有料老人ホームは勿論のこと、特養や老健でさえ、殆ど医療は担保されない。
病院では、高齢者は急性期を過ぎると回復期だけではなく地域医療包括ケア病棟に入れるが、なるべく短い期間で追い出しが図られる。追い出さないと保険点数が切られ病院経営が悪化するからである。追い出し先は介護施設ね。
両者に共通することは、通称「丸め込み」と呼ばれる、国・厚労省がやっている極悪制度がある。
一ヶ月の料金定額制とでもいうか。例えば、介護施設老健では、高い薬を投与しなければならなくなると、一旦退所させる医療保険で対応させるという。施設の医師が投与すると介護保険の丸め込みの上限を超えて施設の負担になるからだという。官僚は嫌らしい制度を作るものだ。もっと言えば延命治療回避もそうだ。