国の社会補償制度は国民を欺いている。

国の社会補償制度は国民を欺いている。
医療と介護で最近の施策一例上げれば十分。
医療。地域包括ケア病院(病棟)
病名にかかわらず、60日間入院できる。リハビリもある。しかし、60日間すぎると追い出される。症状によっては直ぐには追い出されなくとも、リハビリは止まり寝たきりにされる。私は、PTやSTのやり方を見様見真似で自分で今日から始めたが、情けなくって涙が出てきた。病気なのに病院を追い出されるという目にあうために、母はこの国で懸命にはたらいてきたわけではない。
介護 介護医療院
介護保険療養病棟。医療と介護とリハビリが担保されるというが実態酷い。費用倍以上になり実態は寝たきり療育病棟。夜間、医師不在、看護師一人、介護士一人。それで60床、うち30床以上は寝たきり経腸栄養。巡回に一時間かけるという。一人1分。それでバイタルチェックすらできるわけがない。

廊下ベッドも見た。見回すようにチェックするしかないからだ。そういえば地下二階で大きな吹き抜け。地下一階からも二階からも見回せるのだろう。こんなところに入れたくないが、他も同様、特に他は医療が近くにない。リハビリも週1回1単位(=20分)という。これはもはやリハビリとは呼べない。STもいない。

今の政権がやってきたあるいはやりつつある施策は、介護は医療の姥捨て山・墓場であるということだ。今日もMヶ丘に母と同じ頃入院していた人の長男にスーパーであった。同じ手術をしたが比べものにならないほど元気な人だった。系列特養に移ったが、足がくの字型になって固まってしまっているという。自力では起き上がれない状態。私も最近知ったが、特養ではリハビリをやらない看取り場である役割が強い。何が介護か。