当初、専門バカ会議等にはコロナウイルス感染の専門家がいなかったのは周知に事実だ（インフルエンザウイルスの専門家はいた）。 クラスター追尾と濃厚接触者の割り出しという手法は、検査の手間暇を省く意図からである。これは、無症状感染者の存在や感染力の強さ、再感染というコロナウイルスの特徴に無知な連中が（あるいは知っていてわざと）やった施策だ。 しかし、クラスターは感染の原因でなく結果だ。しかも無症候感染者は補足できない。だから感染対策の基本は検査と隔離と本当の専門家は言っているのだ。 当初総合病院や開業医の待合室はガラガラであった。医師や看護師は防護服を着て診察に当たっていた。 今、待合室は密だ。医師や看護師もほぼ通常の服装だ。当初より爆発的に感染拡大しているのにだ。大きな総合病院の外来は無症状感染者にあふれていると思う。PCR検査を受けれるのは入院患者のみ。検査を忌避する理由は一貫して明白だ。
