#明かに変化したこと

10月中旬の数日にわたる瘻孔漏れの増大や持続的もれ、から入院、そして、退院以後明らかに変化したことがある

 

1.経管栄養は可能としながらも、大幅に投与量が減ったこと。更に、間隔も4時間以上置き、昼の投与量を100ml減らしたこと。

 

2.唾液や痰の増大。以前も多かったが更に多くなっている。

 

3.水分量が増える経管の後半などに見られる吹き出すような咳。末梢点滴で水分を入れた時も見られたが、ちょっと違う気もする。

 

4.今日気づいたが、左側臥位の経管栄養でも、脈拍が90台半ばまで行くこと、右側臥位では往々にして見られ100台に行くこともあったが、左側臥位では60.70台ぐらいしか記憶にない。

脈拍が速くなるのは、何らかの形で心臓に負荷をかけているからであろう。水分過多もその原因となろう。

 

5.フラッシュの投入時、白湯や酢湯が自然に落下していくことが多かったが、シリンジでおさないと入らないようになってきている事。

 

6.何と言っても、喉頭痙攣様症状が頻発することだ、これは退院後に著しい。原因はやはり唾液の分泌が多くそれをむりに飲もうとして緊張しけれんが癖になってしまっているようだ。脳の反応もあろうし水分処理の問題もあろう。厳しい。

 

 これらを総合すると、消化管やピーテグの閉塞はなく消化吸収力を示す便の状態も良好だから経管栄養継続は可能とする病院の見解は、どうも、ポジショントークのような気がする。何より証拠に、そういいながら、そう投与量を大幅に減らすなどしているではないか。

 体が水分や栄養を受け付けないという状態ならば、ポートに変えても結果は同じともいえるかもしれない。

 以上は好ましくないと思われる変化だが、いいと思われる変化もある。

7.かなり強いくしゃみや咳をする。そのためか、唾液や痰が詰まらない限り、酸素飽和濃度は良好である。

8.それと関連して、また左側臥位限定の経管栄養のためか、誤嚥性肺炎尾リスクは少なくなっているとは思う。ただし油断は禁物。