と言ったのは、ALSの天才物理学者ホーキング博士。
宗教はこの病の原因を、神のみわざとか、因果応報とか説く。
現実の不条理を説明できず。神とか、三世永遠の生命とか因果応報とかを持ち出す。
誰も実証したものはない。
そんな本人のあずかり知らない、不条理を重ねるような宗教の不条理な説明に、異議を唱えたわけである。
私は、共感できる。不条理を感じるのは人間だけだ。不条理であってはならないと考えるのが人間の脳みそだ。意味論が必要なのだ。
しかし、不条理ことが、無意味こそがこの世の法則かもしれない。
言っとくが、エネルギー不滅の法則や、元素論的循環論的永遠論や、説明不能な因果論などはやめてくれ。
意味論は、実用主義的には良いかもしれない。最近そういう論調が目立つ。もともと利美善だし。
しかしそれは正ではないかもしれない。
と、ここまで書いて、ふらっと来たので血圧計ったら166だった。
罰か。
凡夫の浅薄な脳みそなど、それこそたかが知れていよう。脳腫瘍や脳溢血などになったらことだ。
ただ、神はギャンブラーと言い切るには、透徹した頭脳と、覚悟と、絶望が必要かもしれない。