知人。O氏の誘いで、イオン白山シネマに行った。彼の趣向で、中島みゆきコンサートの映画だった、特別料金で一人2600円もした。他は最低1100で見れたのに。私としては、話題の「ラーゲリ」や「すずめ」を見たかったのだが。
会場は私たちを含め4名だった。
彼女のうたは、私の現在の心境とマッチし聴くのが辛かった。ただの音楽として聞けたら楽だろうに。
ステージは、ほぼ外国人スタッフのみと共演のものと、中島チームとの共演のものだった。知った曲は「地上の星」だけだったと思う。「悪女」「宙船」なども聞きたかったのだが。
彼女の歌は、女の情念を歌っているなどと言われるが、もっと深いものである。
生命やその不条理、さみしさ、くるしさ、どうにもならないものへの思い、自分という個の不可思議・不条理さなどである。
今これらの問題に直面しているだけに、気晴らしどころか辛かった。
人はたくさん出ていた。みんな元日から外に出たがっている。もう行動規制にはうんざりしていよう。
しかし、発症者だけが、病棟で厳重な隔離が行われ、保ウイルス者である感染者・ワクチン接種者が、堂々と闊歩しているのはとても不条理であり。そのわりを食い、人生さえ終わらせられるかもしれないのが。高齢者など重症リスク者である。
コロナ政策がその本質であるT4作戦化をあらわにしたというのは、あながち的外れではなかろう。それは現政権がナチス化しているということだ。