#患者・利用者ファーストではなく自分の手順ファーストのナースや・ナースファーストの在宅看護事業所

表題どおり。ただし、前者は個人の資質、後者は事業所の元管理者の姿勢。

月曜日にあったこと。主に休日に来る看護師が昼に二人できて排泄処理を行ってもらった。経管栄養のあとなので左側臥位で、バイタルチェックのあと、点耳薬の投入に入った。左側臥位なので右耳はわかるが、左耳の点耳に入ったので驚いた。そんなことは今まで見たことがない。座薬で肛門から排便している状態である。便処理の仰向けぐらいならまだしも、180度反転である。今日は排便であることを失念かと思い指摘したが、それが、っていう表情だった。後に、補液の準備をしていた看護師にも聞いたが、左耳を反転させてまで点耳する必要はなく最後に右側臥位にするのだからそこでやれば良いことだと。自分の手順しか頭にないのだろう。前にも、夕方の訪問を5時半に設定した時があった。うちの日程を把握していれば、この時間は経管栄養を始める時間帯である。ここに入れるということは、開始時間や終了時間、私の遅い睡眠時間を更に1時間送らせるということである。そういうことは一切頭になく、訪問し易い順のひとかたまりに入れていたのである。多分この人は全てにおいてこういう人なの

だろう。コレが一番目。二番目は、吸引でる。この人の吸引特に気管吸引は、他の人に比べて侵襲が大きく患者に苦痛を与え、ほぼ毎回嚥下痙攣のような状態を引き起こす。

その原因は、休憩を入れず(カテーテルを折り曲げず)長時間吸引するからである。上がってきたものを一気に取りたいからとの理由だが侵襲のデメリットが上廻っている。

本当にひどい。三番目は、排便処理である。反転させたためか、便がパジャマの左前Y字ライン部分に二箇所にじみ出ていて、夕にはおムツやシーツも汚していたことが判

明する。こんなことは長い在宅で初めてである。なおかつ後始末が不十分であった。昼の時には、下着やパジャマはかえたが、便汚れと便臭がするシーツは、時間が無いと言

うことで交換してもらえなかった。夕方に来た看護師がきれいに拭き直していたし、それでも、深夜のオムツ交換時にパッドではなくオムツに便がついていた。四番目は、後始末が不十分なママ次があるからと処置不十分なまま退出したが、すぐあとで、問い合わせのため事業所に電話すると彼女が出た。つまり次の訪問はなかった。嘘を言っているのである。ここでも嘘を言っているのである。