唾液の貯留による嚥下不全・窒息防止の為、こまめに吸引していたが、わずかの時間で現出した（11：30～11：40頃）
瘻孔を見て、逆流がなかったので、ギャッジダウンした。
この現象は。唾液をあるいはあると思った唾液を飲み込めず、力が入って痙攣のような状態になる。見た目は苦しそうだが、喉頭痙攣と違い、酸素飽和の低下は基本的にない。
普通の病院病棟の看護師などは、ギャッジアップさせるだろう。
完全側臥位論者は、ギャッジアップだ。
私は、瘻孔漏れを見て逆流があるかないかを先ず確認する。
あれば、ダウンは危険で、控えめにアップする。
なければ、ギャッジダウンする。
今回はコレで、比較的速やかに回復した。
コレは完全側臥位論者の勝ちである。
