#残酷な日々

3年前の大腿骨骨折から、もうすぐ3年。

嚥下不全の母に生きてもらうという選択をしてから2年半。

誰も知らない地獄の日々だった。

今は、経腸中ずっと枕元にいる。たんで窒息したり飲み込めないで力が入り喉頭痙攣状態になるのをなんとか未然に防ぐために随時吸引するためだ。

少し前は、低ギャッジアップによる逆流性誤嚥を監視するためだったが、それに、今のことが加わった。

12時間に渡る経管栄養の準備や後始末、便以外の排泄処理などは大したことでない。

 

近隣の人は、婦人部は、たった一度でも体位交換でもしてみればその大変さをわかるはずだ。

訪問看護師さえ、経管栄養は大変でやらないと言っている。なるほど、いちばん大変な作業をやってくれないのはそういうわけか。そして、管理が簡単なポートに移行させようというわけか。

 

他人はどこまで言っても残酷だな。

母を看取れば、私はすぐ死にたい。

間違っても先に死んでしまうことはあってはならない。

それは母に残酷だ。