1.量が多い。キャパシテイが限界。いわゆる処理が追い付かないということ。
現にうちでは、白湯毎回50から70ml。栄養700ml(朝昼晩300・200・200)、フラッシュ毎回40mlで精いっぱいだった。減らしたくない私がこれで、i医師からも、600や500で十分と言われていたのが、いきなり800mlというのが不思議で、説明もエビデンスもなかった。
2.ポジショニングが悪い。
家では側臥位10~12度のギャッジアップ。ただし常時監視できない病院では、側臥位30度もやむなしとした。場合によっては仰臥位30度にも戻してもよい。ただしその場合は、10箇所近い骨折のある背骨の痛みや、唾液の貯留・唾液誤嚥を絶えず頭に入れて置く必要がある。
また体幹の角度は完全側臥位の90度では首や肩、耳などを傷めるため、45度ぐらいでもいいと思う。クッションやタオルはその姿勢の安定性を保つ目的が主でありクッション性は股間に挟むものだけである。
ここで悪いというのは、首の向きと足の九の字である。
首は、前に倒れたり後ろ側に沿ったりではなく、真っすぐに。
腰から太もも、太ももから下肢をくの字にするのは体の安定・バランスのためとリハビリの人に聞いているそのためだ毛ならクッションやタオルの支えで代用できる。
窮屈にして腹圧を高めると逆流を起こしやすい。
3.突然の強い吸引や、早いフラッシュ。
陰圧はマイナス15から20にお願いしてある。
栄養後のフラッシュ40mlはかなりゆっくりお願いしたい。出ないとしゃっくりのような痙攣や口頭痙攣のような症状、そして、逆流が起こることがある。