命を救ってくれた医師がいた。この方がいなければ命はなかった。この点は非常に感謝だ。
しかし、この医師も、急性期病棟や他院の地域包括ケア病棟にまで口を出して、顔いろが良くなった(個人の感想レベル)。看護師は頑張っている(本家以上とか(笑))。次に進め。とか、主張して、サチュレーション75という数字や、発熱40度という数字を、把握していないで、追い出しを図る。しかし、国規定では保険点数を下げるだけで、退院しろとは言ってないはずだ。
一方で、その状態にまで加速させた医師もいた。一旦は症状を改善させたが、検査や対応の遅延による症状の予想外の致命的な悪化(研修医談)を招き、しかも延命未実施・尊厳死を(欧米や世界の)スタンダードであると推しその選択を誘導するような言辞や、医療資源の最適配分を名目に治療の制限を主張したことには絶句する。患者や家族を見下した態度に感じた。実際にかなりの低栄養状態に陥っていた。欧米スタンダードというが、欧米では、議論の積み重ねや患者・家族へのサポート、実施基準や倫理基準が整備されている。一方的な宣告と不十分な説明・提案だけで後は患者・家族に選択を丸投げするようなやり方とは全然違う。医療体制・医師の力量がスタンダードに達していないのに患者・家族側だけにスタンダードを求めるのは不遜だ。そもそもスタンダードですらない。安楽死最先進国のオランダでさえ死者の4%を占めるに過ぎない。また、複数の治療法は「無駄に」戦力をそぎたくないということで拒否した。医療資源の最適配分といえば聞こえが良いが、要するに高齢者切り捨てである。医療費の抑制も念頭にあるのであろう。無駄とは失礼ない言葉だ。「〇〇で死ぬ」という信じられない断言もあった(看護師のフオローがあり、さすがに言い過ぎだと言っていた)。因みに〇〇は、数か月以上経つ現在も発症していない。更に、絶飲絶食とし、飲食させたいなら家でやってくれとまで言った。つまり、万一の場合病院で一口でも飲食させるような真似をされると迷惑だというのである。これら慈悲のかけらもない発言からは、医師倫理や人道の本道を外れ、非道。外道で浅薄なこの医師の姿勢が伺われる。国民の税金を使い、こんな医師を生んだことこそ最大の無駄遣いである。この医師は国立大で育成に投入された税金を返しすぐ職を辞すべきだ。
更に、他にも、事前の口頭・文章による連絡・伝達にも拘わらず、それまでの服用の4倍以上の薬剤の処方を1ヶ月半も続けたという、看護師・薬剤師・医師の信じられないミス・連係機能不全もあった。看護サマリーには事実と違う記載もあった。厳しく言えば公文書偽造では?物品の紛失もあった(保険で賠償)。
以上については、全て裏付けるものがある。
ヒューマンエラーを前提とした対応を標榜しているが、他にも残念な事実にいくつも遭遇した。ソーシャルワーカーの方などの丁寧な対応もあり、基本的には感謝しているが、県内有数の中核的な病院の一つとしての期待に応えて欲しい。