院内感染

昨年、母を大腿骨骨折で救急搬送をした病院では、当たり前のように、何度もインフルエンザの院内感染を繰り返していた。幸い母は罹患せずまたワクチンも打ってあった。しかし、転倒などの事故も日常的だったし、何よりも一人ひとりに目が届く看護師の数ではないこともあり、医療過誤ではなくとも、病院が決して安全なところではないことを身を持って実感した。見舞客だけでなく、医師や看護師、介護士、助手、療法士など多数の人々が行き来する。感染に対する意識の低い人もいる。防ぎようがないのか。完全に外界を遮断し引きこもれば良いかもしれないが、そういうことは不可能だ。

今の病院では、面会制限と表示している。隣市の赤十字病院では、面会禁止とあった。家族にとってはどっちでも同じだ。おむつや洗濯物を取り替えに行かねばならない。しかし、それ以外の人々にとってはインパクトが違う。やはりこちらは田舎だ。その意味は危機意識が低いということだ。それなりに締めてはいるが隙きが起きやすい。掃除の人たちまで危機意識持ってるかな。